続ピリ将 将棋で世界一になる!!! いやいやいやいやいやいやいやいや

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

上達するための箴言集・格言集(0097)急所で考える。

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~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

上達するための箴言集・格言集(0097

 

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0097 急所で考える。

 

 ポイント・ポイント・ポイント。

 最近は、なんでもかんでも、「ポイント」の一点張り。

 かくいう私シュうぇッチマンも塾講師時代は、「ポイント」が口癖でした。

 ところが、木村義雄十四世名人の不朽の名著『将棋大観』をひもとくと、「急所」とある。

 かつては「急所」という言葉をよく使っていたのですね。

 もっとも、今でも棋士は「急所」という言葉をそれなりには使ってくれています。

 中学生の藤井四段が「望外」「僥倖」と言って、世間を驚かせました。

 けれども、将棋をやっていると、こういう語彙力は自然と身につくのですよね。

 

 さて、将棋の話。

 最近、五段にも勝てるようになってきました。

 理由を考えると、急所で腰を落として考えられるようになったのが大きい。

 急所とは、どこなのか?

 まず急所が分かっていないと話になりません。

 第一は、最初の一手。

 コンピュータはさまざまな初手を指します。

 初手から作戦の分岐ですし、相手を惑わせることもできます。

 初手をしっかり考えなければなりません。

 厳密に言えば、最初の数手の組み合わせ。

 私シュうぇッチマンは、調子が悪い時は先手と後手の区別ができません。

 しかし、好調時は先手か後手かを自らによく言い聞かせて構想を立てます。

 最初で躓かない。

 これ、非常に大事。

 第二は、駒組みが完了した段階。

 序盤から中盤へさしかかるあたりでしょうか。

 第三は、中盤の難所。

 いわば、将棋の神様におうかがいを立てたくなるような局面。

 次の一手を考えるように、長考に沈みます。

 ほかにも、急所はいくつかありますが、ここで焦ってはいけません。

 

 急所というのは、川の流れが急になるところ。

 突如、緩から急に流れが変わる。

 この流れをきちんと乗り越えないと、命にかかわります。

 ポイントという言葉には、この迫力がありません。

 急所という言葉には、命がけの迫力があります。

 

 相手がわざをかけようとしてきたとき、こちらの技をかける。

 柔道で言ったら、裏投げや大外返し。

 剣道で言ったら、相手の剣先を見切ること。

 それができなければ、高段者に勝つことはできません。

 最終盤で接戦になると、もう勝てる気がしない。

 だから、中盤の急所で勝負しようという気持ちが強くなってきました。

 あるいは、序盤でのリードが大事だと思うようになってきました。

 

 ポケモンの「きゅうしょ」は、どちらかというと、弱点を指す気がします。

 男性でいえば、金玉ですね。(将棋の金や玉も「きゅうしょ」かも)

 駒落ちの上手の手薄なポイントを責めるのも「きゅうしょ」。

 これらは、まさにポイント思考。

 将棋用語で、最近は「秘孔を突く」(北斗の拳由来)を使う棋士もいます。

 だから、これも大事。

 しかし、ここでいう急所は、ポイントではなく、流れをとらえる力を言います。

 だから、持ち時間論の範疇。

 早指しで来たのが、突如、急ブレーキで、考えにふける。

 6秒指しだったのが、13秒、26秒と、どんどん考慮時間に入っていく。

 納得いくまで考える。

 一応、次善の手は用意しておきながら。(これ、早指しのポイント!)

 どうしても手が見えなくても、妥協せずに考え抜く。

 それでも見えなかったら、決断するために考える。

 あとで後悔しないようにするのが決断。

 決断はセンスなので、考えても無駄。

 すばやく判断し、決断します。

 

 急所では、持ち時間は急ではなく緩。

 運転でいうと、ブレーキ・イン、ファスト・アウト。

 急所を抜けたら、持ち時間は緩から急へ切り替えます。

 つまり、長考後は再び早指しに戻る。

 早指しに戻れるように長考すると言い換えてもいいでしょう。

 音楽でいえば、元のテンポに戻る。

 リタルダンドとインテンポの関係です。