続ピリ将 将棋で世界一になる!!! いやいやいやいやいやいやいやいや

将棋の全国大会に出場することになった成金アマの活躍やいかに

上達するための箴言集・格言集(0092)命を削る

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続ピリギゃルが将棋倶楽部24(将棋ウォーズ)で初段になる50の方法

~実力四段・五段を目指して(シュうぇッチマン全国大会の巻)~

上達するための箴言集・格言集(0092

 

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0092 命を削るようにして指す。

 

 「君の膵臓をたべたい」(原作)に、将棋が出てきます。

 世の中には、いろいろなゲームが存在する。

 にもかかわらず、どうして将棋だったのでしょうか。

 将棋である必然性は、何なのかな?

 

 結論からいうと、無意味ではない。

 というより、単なる小道具ではないと、声を大にして言いたいです。

 1つには、詰め将棋と本将棋の対比。

 これは、モノローグとダイアローグの対比であるわけです。

 この小説にとって必然の比喩として選ばれています。

 そもそも、この小説からは偶然性が排除されている。

 将棋は必然的に選ばれたメタファーです。

 

 問題は、単に詰め将棋と本将棋の対比だけか、というところ。

 ここから先は少々ネタバレになってしまいますが、詰みが命の終わりのメタファーだとしたら。

 途中で盤をひっくり返すのは、単なる女性主人公がじゃじゃ馬だということとは、おのずから別の意味を生み出すはず。

 しかも、最後まで指さずに終わるということが、物語の展開と決定的にシンクロしているのではないでしょうか。

 

 まあ、深読みを誘う、この小説の、ほんの一部の仕掛けを指摘したに過ぎないわけですが、将棋好きならではの読み方が楽しめました。

 将棋を扱う小説や漫画は、命を削る系が多い。

 命を削るようにして将棋を指す。

 人生も、将棋を指すように、よく考えながら、前へ進めていきたいものですね。

 そういえば、本日はアジア太平洋戦争終結の日でした。

 合掌。